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多量の下剤を飲まない大腸カメラ

 大腸カメラを経験された方から、「検査は楽だったけれど、あの腸の洗浄液をのむのが大変だった」と よく聞きます。確かに、1~2リットルの液体を飲むのは人によって苦しい場合があります。最近、まず胃カメラをしてそのついでに胃の次の十二指腸に5分ほどで下剤を注入しする方法が開発されています。 胃カメラのあとは水やお茶を飲んでいただき、3~4時間で便が透明になったところで大腸カメラができます。
 胃カメラと大腸カメラを同時に行う方しかできない方法ですが、どうしても腸の洗浄液が飲めない方にはこのような方法もあります。

大腸カメラの流れ

1.胃カメラ

はじめに『胃カメラ検査』を受けます

2.胃の中を見る

胃カメラで胃の中をよく見た後

3.腸洗浄剤を注入

胃カメラを奥まで進め、
腸洗浄剤(下剤)を胃カメラから注入

4.目覚め

胃カメラの後は内視鏡回復室、もしくは
大腸検査待合室で休憩

5.排便

排便がきれいになるまでトイレを往復

6.大腸カメラ

おなかの中がきれいになったら
麻酔の大腸カメラを受けます